MYLAPSリザルト
https://speedhive.mylaps.com/events/3270881
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総参加エントリー台数 118台 全13クラス予選・決勝
予選レイン~ハーフウェット 決勝ドライコンディションで全クラス大きな怪我もなく終了いたしましたことをご報告させていただきます。
リザルト https://speedhive.mylaps.com/events/3270881
季節の変わり目となる寒冷前線が南下し前日から雨が断続的に降り、朝のフリー走行は完全なウェットでした。予選の始まる頃には徐々に乾き始め、タイヤ選択が非常に難しい予選となりました。
後半の予選順位のクラスほど、ドライタイヤ有利という状況でした。
午後からの決勝は完全にドライとなると同時に秋の空気に代わっているように感じる中、最終戦の戦いの火ぶたが落とされました。
各クラス決勝は最終戦にふさわしい素晴らしいレースが繰り広げられました。
中でも一番初めに開催されたプレジャークラスではクラス表彰は別になりますが、大人とキッズ素晴らしいバトルに場内が一気に盛り上がりました。細川善史選手(GSX―R125)VS津田到磨選手(DRZ50)、河野睦子選手(NSR50)VS福井心晴選手(DRZ50)という異種すぎる格闘技が展開されました。
各地で盛り上がるHRC GROM CUP決勝ではホームコースで何とか一勝をと気合十分の福井大吉選手が序盤トップをキープし、全力の走りを魅せるものの、虎視眈々とチャンスを伺うポイントリーダー牛場一磨選手がラスト2周で福井を捉えてトップに!福井も必死に食らいつきますが、0.3秒の僅差で敗れ、牛場選手が3戦完全勝利にてチャンピオンに輝きました。
SN50は濱地選手が快調にトップを独走する中、素晴らしいスタートを決めた四国の大ベテラン光野選手、初参加の関東のいっけい選手、そして我らが塾長こと大西塾の大西選手の表彰台争いが熾烈を極めましたが・・・光野選手が6周目に痛恨の転倒! 優勝は素晴らしい成長を遂げ、一流スクーターライダーに成長した濱地、2位には素晴らしい追い上げを魅せたいっけい選手! 塾長は3位となりました。
74ビギナークラスは阪田選手と初参加関東の下家との白熱バトル!下家選手が勝利し、阪田は惜しくも2位となりましたが、素晴らしいレースを魅せてくれたと思います!
74クラスでは3戦完全優勝を目論む津田到磨選手!しかし、平山碧唯選手が素晴らしい走りを魅せ津田との一騎打ち抜きつ抜かれつの素晴らしいバトルが展開され、6周目KTCコーナーで津田が大きくラインを外しコースアウトし転倒!チャンピオン赤信号が点滅!万事休すと思われましたが・・・・なんと魂のリスタートに成功し、3位でチェッカーを受けました。津田到磨が自身初のチャンピオンに輝きました。
SPクラスでは3戦終了時点で宇野選手・埜口直希選手が同ポイント迎えたチャンピオン決定戦!
予選ポールはなんと高橋慶志郎12歳!今年素晴らしい急成長を遂げた将来が楽しみな逸材です。
この3台の極限のバトルが展開されました。序盤高橋がレースをリードしますが、埜口がすぐさまトップに・・・高橋、宇野もピタリとつけ、息をのむ接近戦に・・8周目に宇野がトップに立ちますが、10周目には埜口が再びトップに立ち、魂の走りを魅せトップでチェッカーを受けました。埜口直希悲願のチャンピオン獲得!そして兄、埜口遥希の大看板の前で彼はマシンを止めました。・・・・彼が勝利の報告をする姿に私自身走馬灯のように数々の思い出がこみ上げ感極まってしまいました。おめでとう直希。
CBR250Rドリームカップでは同クラス3年連続チャンピオンの福田崇選手と四国の山田響選手の同ポイント一騎打ち!今年急成長の山田選手は17歳の高校生ライダー。
いよいよチャンピオン決定戦!!!スタート!!福田選手エンスト”(-“”-)” 終了!
と思われましたが・・・・若干12歳で、このクラス初参加の三崎尋也選手が素晴らしいいスタート!この選手2022の74クラスのチャンピオン!たった3年で250ccを操り素晴らしい成長をみせてくれました。
しかし地力に勝る山田選手が優勝!チャンピオントロフィーが瀬戸内海を渡りました!
V4がかかった福田選手エンストという一発ギャグには驚きましたが、彼が若い選手を成長させてくれたことは間違いないと思いますm(_ _)m
北陸番長!圓谷孝志選手!ポイントランキングトップで最終戦に挑みました。
第2戦にハイエンドクラス初優勝を決めた高橋慶志郎がポールトゥウィン!まさに手が付けられないほどの成長ぶり!今季2勝をマークしましたが、前戦、のぐはる杯の転倒で9ポイントのみとなったことが大きく響きチャンピオンこそ逃しましたが、来年がとても楽しみな選手です。
圓谷選手、チャンピオンを意識した走りではなく攻めに攻め、3位に入り初のチャンピオンに輝きました。
ヤマハ車両がチャンピオンは初!近畿地方以外のライダーがチャンピオンに輝いたのも初!
まさに金字塔を打ち立てました。
素晴らしいレースの数々で最終戦にふさわしい秋の一日となり、表彰式では協賛各社様から頂いた商品の大抽選会でもりあがり、KTC様から豪華商品を多数ご協賛いただき、じゃんけん大会は大いに盛り上がりました。
レースは素晴らしい!時には感動、時には喜び、時には非情、そして友情 結果様々ですが、この素晴らしいスポーツが次世代にも受け継がれ、発展することを願わずにはいられません。
が、課題は本当に沢山あります。
時代の流れ、社会情勢、景気など様々な要因はあるかと思いますが、ライダーの皆さんの高潔な心、心技体、これが劣化しないことを願うばかりです。素晴らしいマナー、素晴らしい技術。素晴らしい心。
このスポーツが発展するために主催、関係者、チームの皆さん、そしてライダーの皆さん!
何が重要か?常に考えてほしいと願っております。
さあ、来年!先のことはわかりませんが、そんな皆さんの素敵な心がある限り続けていければ・・・・
と思っております。
ご協賛・出店いただいた各社の皆さん KTC様をはじめ開催当初よりご協賛、ご協力、ご理解とご協力を重ねて御礼申し上げます。
そしてKSLオフィシャルクラブ・大会役員・大切な友人の皆様、
今年も本当にお疲れ様、本当にお疲れ様、そしていつもありがとうございます。
小さなバイクに大きなハート
近畿スポーツランド 田中康彦 和田昌文 藤村英和
写真 大西としや
